屋久島への移住の背景

私自身は九州と全然縁がなく、どちらかというと東北や北海道の方が親しいのですが、なぜ私が屋久島に引っ越したいと思ったのか、説明したいと思いました。

屋久島に行った最初のきっかけは、妻の親戚でした。妻の親戚は屋久島に住んでいまして、私が初めて九州に行ったのは鹿児島と屋久島でした。初めて行った時は全然深く考えず、「屋久島ってこんな感じなんだ。へー。」と思いながら楽しく観光しました。その前は田舎に行ったり1か2週間程度暮らしたことはありましたが、離島は初めてでした。

そして子供が産まれて、GWや夏休み、お正月など何回も行きました。いつも行くたびに、気候（雨が好きです）、自然、コンパクトな環境が気に入っていて、だんだんと「ここに住んだらどうなる」とイメージが出来ました。

私と妻は二人とも完全にリモートで仕事をして（妻は10年？以上前から。私の場合はコロナが流行り始めた直前？ぐらいから）、なんとなく流れで東京に住んでいましたが特に大きい理由があって東京に居たわけではなかった。今住んでいる場所は、前々職ぐらいの事務所が近かったから住み始め、保育園や小学校がある程度便利なところだったので住み続けているけど特に「ここ！」という繋がりが薄い。

ただ、屋久島の大きなネックは、インターネット環境でした。ADSLしかなく、スピードがあまりにも遅かったので普段からインターネットをよく使う島民はモバイルWi-Fiで生活していました。

ところで、2年ほど前に光回線が導入され、やっと仕事に支障がないような環境が作れることができました。光回線あります、といってパフォーマンスが出ない、というケースもあるので何回も訪れて性能を確認したら、問題ないと判断しました。

そして、今年（2022年）の夏休み。1ヶ月お試ししよう、と家族で決めました。その間、仕事をほぼ休まず、できるだけ普段の生活をして、無事終わりました。その結果、家族全員、屋久島に住みたい、と決意しました。

以上、移住を決意するまでの背景でした。